肉、野菜、魚、炭水化物

お砂糖とスパイスとなにか素敵なものなんかで出来てない人間

音楽を聴かなくなった。

音楽を聴かなくなった。

わたしにとって今まで音楽は必要不可欠な存在で、何をするにも、特に家にいる時なんかには音楽をかけてない事がなかったぐらいだ。

だがしかし聴きたい音楽がなくなってしまった。今まで気に入って聴いていた音楽が嫌いになった訳でも、飽きた訳でもない。

今まで散々音楽だけが救いだとか、音楽だけは欠かせないと思っていたのに。自分が何が好きなのかも分からない。打ち込める趣味もない。何かに関心を抱く事が出来ない。ひどく疲れている。疲れたという言葉はあまり好きではないのだけれど、他に言葉が見つからない。

徐々に徐々に、趣味がなくなっていって、それでも音楽鑑賞の趣味だけは変わらないと思っていたのに。自分が自分じゃなくなっていく。

本を読まなくなり、文を書かなくなり、絵を描かなくなり、料理をしなくなり、ついに音楽も聴かなくなってしまった。全部、あんなに好きだった事だったのに。

最後に心から笑ったり、楽しめたりしたのもいつだろう。友達になにを話したんだろう。

感情も乏しくなりどんどん知らぬうちにロボットになっていってるみたいだ。思ってる事を教えてほしいだなんて言わないでほしい。

考えてないわけではなく分からない。辞書に載っていない言葉を必死に探してるような気持ちになる。つまらない人だなんて、そんなの自分自身が一番分かっている。私と会話するのなら、人工知能に破茶滅茶な言葉を語りかける方がまともな答えが返ってくるだろう。

生活が苦痛だ。明日がくるのが不安だ。生きている心地がしない。自分であり自分でない気分だ。これから先どうしていったら良いのだろうか。